あわてないで大丈夫☆「小学校の入学準備ワーク」について
そろそろ、小学校の入学説明会や一日体験入学の時期ですね。子どもたちが通う小学校でも、もうすぐ開催の予定です。^^
近所に住む年長さんがワクワク(親はちょっとドキドキ^^;)しているようですし、私の妹の子も春には小学1年生。
我が家でも昨年は、長男の中学入学で、ちょっと変化のある春でしたが、私が一番ドキドキしたのは、やっぱり小学校の入学前!
「ランドセル買ってもらったよ♪」なんて話してくれるかわいい年長さんたちを見ていると、その頃を思い出すんです。^^
市販の入学準備ドリル、けっこう難易度高いですよ。
さて、先週末出かけた本屋さんで、子どもの本コーナーの目立つところに「小学校入学準備ワーク」が数種類置いてありました。
うちの子たちは、小学校入学時に3人とも通信教育(ドラゼミ)をしていて、市販のドリルは全くしなかったので、どんな感じなのかな~とちょっと見てみたんです。
で、かなりびっくり!難易度、高いんですよ~!
今どきの年長さんは、ひらがなはかけて当然なのか、一部カタカナや漢字も出てきていましたし、算数も数の概念だけじゃなく、たし算の計算問題が出されていたり・・・。
正直言って、これがすらすらできたら、1年生の学習のうち半分はできてるのでは?と思うほど。
なんとなく入学準備ドリルを買ってしまって、あせっているママさんもいるんじゃないかと、心配になってしまいました。
ひらがなが読めて、自分の名前が書ければ、大丈夫!
本当は、親があせってしまうようなら、入学準備ドリルなんて、しない方がいいんですよ。
だって、小学校に入学したら、一つずつ教えてもらえるんですから。
そうは言っても、「でも、幼稚園のお友達同士で、お手紙交換しているし、うちの子、ひらがなも全部書けないまま入学したら、落ちこぼれちゃうかも・・・」と、思っている方もいらっしゃるかもしれないですね。
でも、本当に大丈夫ですよ~!今、慌ててお勉強を始めるより、入学後にしっかり見てあげるほうが、ずっと身につきますから。しかも、親も子もその方が、ず~っと楽ですよ。^^
うちの次男、小学校の入学時に書けたのは、自分の名前と家族の名前のひらがなだけでしたけど、逆に授業が新鮮に感じられたのか、嬉しそうに勉強していましたよ。
毎日、新しく習った文字を教えてくれて、「はじめに、上の横線、書くんだよ。でも、ま~っすぐじゃなくて、ちょっと下むきで、まあるく・・・」なんて、言ってましたっけ。(「こ」の例です。かわいかった~♪)
半年後には、ひらがなもカタカナも漢字も、ほとんどお直しなしでした。(もうすぐ3年生ですが、今もそうですよ。^^)
ひらがなの読みと10までの数は、必要!
ただし、学習面で、入学までにできた方がいいことも確かにあります。それは、ひらがなの読みと数の概念について。
国語に関しては、自分の名前のひらがなが書ければ、問題ないけれど、読めないとちょっとしんどいかもしれません。
というのも、1年生の場合、まだ小学校生活に慣れていないので、「掃除の手順」なんかも先生が黒板に書いたり、教室に掲示したりするんですね。イラスト付きも多いけれど、やっぱりひらがなが読めないと、分かりにくいですよね。
なので、子どもさんが好きなジャンルの絵本を読み聞かせたり、スーパーの表示などを読んで、練習はしておいた方がいいと思います。
算数では、数を数えることに慣れておく方がいいですね。
よく言われることですが、おやつの数を数えてみたり、お皿に分けてみるとか、「コップを4個並べて」などお手伝いを頼むとか。生活の中で、数字を意識して接するといいんじゃないかと思いますよ。
生活の中で数に触れておく方が、ドリルで数字を書くよりも、ずっと大事なことですから。
親に余裕がないなら、やめておいた方が・・・。
こういう入学準備ドリルって、全部できていたら、確かに親は安心です。
成長が早いお子さんを見て、ちょっと心配になる気持ちも分かります。
でも、入学準備の学習って、親があせってしまうようなら、マイナス面が多いと思うんですよ。
うっかりすると、小学校に入学する前から「おべんきょう、きらい~!」なんて言う子にしてしまうかも・・・。
まだまだ成長具合の個人差の大きい時期ですし、小学校入学時の勉強の出来具合が、その後ずっと同じじゃないのは、子どもさんがある程度大きくなっている方なら、よく分かっていることなんです。
だから、あわてなくて、大丈夫ですよ。^^
3人の子どもたちを見てきて、生活習慣を整えることや、生活の中で文字や数に触れるように心がけることが、小学校入学前の今の時期に一番重要なことだと思っています。^^
残り少ない幼児期をバタバタお勉強しなくちゃならないなんて、もったいなさ過ぎます!せっかくの入学前のひと時をゆったり過ごしてくださいね♪
すでに「ひらがなが書ける」「数字が書ける」お子さんで、本人がドリル好き。さらに、親子ともに、気持ちにも時間的にも余裕がある人は、取り組んでみてもいいかな~と思います。(残念ながら、私はそういう人ではありませんでした・・・。^^;)
うちの子たちは全員ドラゼミ経験者。2015年の現在は小4の次男が受講中!長男長女はドラゼミ継続6年弱でした♪ 無料の資料請求はこちら→ 小学館の通信添削
ドラゼミo((=^o^=))o