全国学力テストを受けました!小6女子の感想。

全国学力テスト問題と正解:毎日新聞2013年4月25日朝刊

4月24日、全国の中学3年生と小学6年生は、全国学力学習状況調査(全国学力テスト)がありましたね。

うちの長女も6年生なので、午前中いっぱい国語と算数のテスト&質問調査(勉強や生活のアンケート)を受けてきましたよ。

いつもは100点や90点の人が・・・

この全国学力テストについては、長女の小学校では、5年生の時からすでに話題に上っていたらしいんですね。

今週の初めごろ、長女が全国学力テストのことを「A先生(5年生の時の担任)が、いつもは100点や90点の人たちが、60点とかでバッタバッタと倒れていくようなテストだって言ってたよ。難しいのかな~」とちょっと心配そうでした。

なので、「学校のいつものテストは、ちゃんと理解できるか確認するためのテストだから、ややこしい問題はあまりでないよね。でも、全国学力テストは、日本中の子ども達が、どんな問題ができて、どんな問題が苦手なのか調査するためだから、みんなが100点じゃ意味がなくなっちゃうんだよ。まあ、見たことがないタイプの問題が解けないのは、普通のことだけどね」と、言っておきました。^^

個別の結果は、教えてくれるの?

P1220861

個人的な結果を知らせてくれるのか、私は知らなかったので、「個別の点数は教えてくれないのかも?」なんて、話していたんですよ。

すると、長女「結果が分からないなんて、(私にとって)意味ないじゃん!」ですって。^^;

「う~ん、教えてくれるのかなぁ・・・。個人ができているかどうかより、今後の小学校や中学校での勉強内容の参考にするためのテストだからねぇ。先生に聞いてみて」と。

でも、文部科学省の「全国学力・学習状況調査の概要」という公式サイトを見てみたところ、「調査結果の公表・提供」という項目で、

  • 国全体,各都道府県,地域の規模等における調査結果を公表。
  • 教育委員会及び学校に当該教育委員会・学校の調査結果を提供。
  • 児童生徒に個人票を提供。

と書かれていたので、ちゃんと個別に結果を知らせてもらえるようですよ♪

学校に結果が知らされるのが、8月とのことなので、生徒個人には、夏休み明けの9月ごろになるのかな~と思ってます。(文部科学省のサイトでは、個人票のイメージ画像もPDFファイルで見られるようになっています。興味のある方は、見てみてくださいね。)

全国学力テストは、どんな問題が出題された?

さて、長女が受けた6年生の全国学力テストですが、1時間目から4時間目まで、こんな感じの時間割でした。

  1. 国語A:基礎的問題
  2. 算数A:基礎的問題
  3. 国語B・算数B:応用問題
  4. 家での生活や勉強についての調査

問題用紙はテスト後に回収だったのですが、国立教育政策研究所の公式サイト内の、「平成25年度全国学力・学習状況調査の調査問題について」というページに、小学6年生と中学3年生の調査問題の内容と質問紙の内容が、PDFファイルで見られるようになっています。

小学6年生・中学3年生ともに、前学年で履修した内容の範囲内での出題だったようですね。

保護者に対する調査は、844校(2.8%)が調査対象になっているらしいのですが、長女が通う小学校は「保護者への調査対象校ではありません」とのお手紙をもらってきているので、特に保護者がすることはありませんでした。

日本中の小6と中3が、テストを受けた?

平成19年度に始まった「全国学力・学習状況調査」。19年度~21年度は全校、22年度と24年度は抽出調査(約30%)だったのですが、今年度からは、再び全校実施になりました。(23年度は、東日本大震災の影響等で調査としての実施を見合わせた。)

全体の98.4%の学校で実施されたのですが、日本に住んでいる小6と中3の全員が受けたわけじゃないようです。

参加校数 学校総数 参加率
小学校 20,634校 20,746校 99.5%
中学校 10,328校 10,715校 96.4%
合計 30,962校 31,461校 98.4%

というのも、文部科学省の「平成25年度 全国学力・学習状況調査の参加学校数等について」によれば、国立・公立校は全校参加予定ですが、私立の学校は、全体の半分弱しか参加していないからなんです。

私立小学校:212校中100校(47.2%)
私立中学校:744校中357校(48.0%)

の参加率だそうですよ。

ちなみに、インフルエンザで学級閉鎖などで実施できなかった学校では、後日実施されるそうです。

テストを受けてみて、小6の長女の感想

  • 算数Aは計算問題だったから、そんなに難しくなかった
  • 算数Bの解答用紙が、大きな四角4つだけで、始める前にクラスメイトは「楽そうだ~♪」って言ってた。でも、なぜそうなるのかを説明する問題だったから、終わってから「難しかった~!」の声多数。
  • 仲良しの友達は、「算数B、面白かったね♪」とか「計算より好き」と言ってた。私もそう思う。
  • 国語Bは、最後の問題で時間が足りなかった。「次の文を読んでから、答えましょう」って書いてあって、ゆっくり読み過ぎたみたい。
  • アンケート(質問紙調査)は、いっぱいあって、ちょっと大変だった。朝ご飯は食べるか?とか、土曜日は何をしているか?とかの質問だったよ。
  • どんな結果が出るのか、ちょっと楽しみ。

午前中、ほとんど全部を使ってのテストは、初めてのことなので、疲れただろうな~と思ったのですが、「5時間目の火起こし(歴史の授業の一環)の方が疲れたよ~」ですって。^^;

TVニュースでも話題になっていたことですし、たぶん秋ごろには、調査結果も発表されると思うので、どんな結果だったかまた記事にする予定です。^^

追記:個人結果表が返却されました。「全国学力テストの個人結果(小6)が届いています」という記事を書いたので、合わせてご覧ください。

サブコンテンツ

このページの先頭へ