7日間で効果あり!中2の夏休み、英語教師から教えてもらった勉強方法
前回の記事で、「塾の夏期講習には不参加なので、母主導の家庭学習。まずは中学の宿題をしている」と書いたのですが、宿題以外で、気合を入れて勉強させなくちゃと思っているのは、英語と数学です。
どちらも積み重ねの教科ですし、つまずくと挽回が大変ですよね。長男にとって数学は、特に強化しなくちゃならないんですけど、今のところ宿題と塾の通常授業分だけになってます。(つまり、数学の期末テストの点数が悪かったということ。^^;)
今週末には宿題が終わるそうなので、数学はこれからたくさん演習させようと思ってます。^^
担任は、英語の先生。勉強方法を聞いてみた
数学は後回しになってますが、英語は問題集1冊をやり終えました!薄い市販の問題集なんですけど、中学の先生に聞いた勉強方法なんですよ♪
長男の担任の先生は英語を担当されているので、三者懇談の時に、長男自身が「英語は好きだし、リスニングとかは得意なんだけど、テストではそれほど点数が取れない。夏休み中に宿題以外に勉強するなら、何がいい?」と、聞いてみたんです。
この言葉にあるように、長男にとって、英語はかなり好きな教科なんですね。(英会話を習った経験はない。一番好きなのは理科)
教科書の音読が好きで、普段からしているし、テストでもリスニングの部分はほぼ間違いなし。でも、細かいところでポロポロと点数を落としてしまい、それほど点数が取れていないという状態なんです。
やっぱり基本は「薄い問題集をやりきる」らしい
いくら英語が好きでも、なかなかテストでは点数が取れない長男に対して、担任の先生はこんなアドバイスをしてくださいました。
「中1の範囲を復習してみて。できるだけ薄い問題集でいいから!あとは、余裕があったら、長文読解もできるといいかな」
長男の場合、先生がおっしゃるには、「テストの解答欄もほぼ埋まっているのに、少しの間違いで減点になっている。たぶん、いろいろな知識がバラバラで、うまく繋がっていないんだと思う。中1の範囲を通して勉強したら、確実に点数が取れるようになるよ!」と。^^
さらに「長男くんの場合、単語帳とかで勉強するより、たくさん文章を読んで身に付けていくタイプだと思う。英文読むの好きでしょ?」とお話してくださったのですが、その言葉を聴いた長男は、「うん、教科書の後ろの方の○○って話、面白いよ。まだ習ってないけど、だいたい意味は分かった」と。
先生は、「聞いたり、話したり、読んでざっくり意味をつかめるっていうのが、本来必要な語学だと思うけれど、テストで点数を取れないとよい成績は付けられないから」ともおっしゃっていました。(長男の成績へのフォローのようです。苦笑)
このやり取りを聞いて、私が思っていた以上に、先生方は子どもの様子を把握していただいているんだな~と、嬉しくなりました。^^
本屋さんで実際に見て、親子で選んだ中1英語の問題集
そんな経緯で、夏休みに入ってすぐに、英語の問題集を探しに親子で書店へ出かけました。近所では一番大規模な書店だったので、ものすご~くたくさんの問題集や参考書があります。
その中から、長男と私で選んだ「中1の英語を網羅していて、薄い問題集」は、こちら。学研の「7日間で完成 中1の総復習 英語」です!
7日間で、中1英語の復習ができる問題集♪
たくさんの中から、この学研の問題集を選んだポイントは5つ。
- 中1の英語が復習できる
- うすい問題集(ページ数が少ない)
- 難易度が長男にあっている
- 7日間で完成!ということで、勉強する日数が明らか
- カラフル過ぎない紙面
このうち、1と2は担任の先生がお話してくださったことそのままですね。^^
でも、意外と中1の範囲の総復習的な薄い問題集って少なかったんです。中1限定だと、現在中1の人が勉強するための教科書にそったワークとか、文法ごとの問題集は多いんですが、それだと薄くないんですよ~。
「中1中2の総復習」などと書かれた、中3の高校受験前の復習用と思われる問題集は、いろいろな出版社から発売されているんですけどね。(学研からも中1のものと同じシリーズで、「10日間完成中1・2の総復習英語新版」が出版されています。これもおすすめ!)
3の難易度については、中1英語の総復習の問題集の中には、アルファベットの書き方からおさらいするものもあったんですよ。中学のテストで平均点を大きく下回るようなら、初歩からの復習が必要ですが、長男は英語好きですし、そのタイプは候補から外しました。
4については、1週間で全部復習ができるっていうのは、どれくらい勉強したらいいのかが、イメージしやすくていいな~と思いました。実際にはこの問題集、7日分のほかに「総復習テスト」が2回ついているので、1項目ずつしていたら、9日間かかります。
どんな紙面なのかは、これから詳しく紹介しますね!
1日分は、単元の解説&実力完成テストの計4ページだけ
英語の先生のアドバイスをもとに、親子で選んだ学研の「7日間で完成 中1の総復習 英語」ですが、すごくシンプルな作りになっています。
「7日間で完成」とうたっている通り、1日目・2日目…と毎日ひとつの単元を学習。第1日目は「be動詞の文」です。
1日分は見開き2ページ分(計4ページ)です。
見開き1ページ目が「基礎の確認」で、問題文の中にヒントが書かれていたり、重要項目がまとめられています。2ページ目は「実力完成テスト」となっていて、目安の時間は20分。100点満点のテスト形式です。
個人的には「実力完成テスト」に、目安の時間がちゃんと書かれているのがいいな~と思います。いくら正解でも、時間がかかりすぎていては、実際のテストで上手くいかないですしね。^^
問題集1冊やり終えたら、長男自身が効果を実感!
繰り返し2回はさせたい思っていたので、もちろんコピーして使ってます♪
夏休みに入ってすぐ、10日間で問題集1冊をやり終えたんですね。単元自体は7日分なんですけど、最後に「総復習テスト」が2回分ついているので、休みなしで学習した場合でも、9日間かかるんです。家族で海水浴に行った日はお休みしたので、10日間でした。^^
この問題集を終えて、親の私が気づいたのは、「中1英語では、大きな取りこぼしはなさそう♪」ということ。1冊通して、間違えた問題は10問程度。読みにくい字は厳しくチェックしたし、単語のスペルミスも含んでなので、まずまずの成果だな~と思ったんです。
ただ、予想以上に間違いが少なかったので、「もしかして、簡単すぎたかも?やる意味あったかなぁ…」とも思ってしまったんです。
でも、長男自身は、中1の問題集の後で、中2の夏休みの宿題のワークをやってみて、すごく効果が感じられたようなんですよ♪
- 中1英語の問題集をやってから、夏休みの宿題が簡単に感じる。
- 単語を並べ替えて文章を作る問題は苦手だったけど、全部あってた。
- mustとかの新しい単語も、結局、中1の文章に付け加えるだけだよね。
- たぶんこれでいいと思うけど…ってことがなくなって、答えに自信が持てるようになった。
こんな感じで、「中1の問題集やってよかったよ~!先生の言ってることって、正しいんだな!」と、嬉しそう。もともと好きな英語なので、さらにノリノリで宿題もできるみたいですよ。^^
実は私、三者懇談の時に「中2英語はやらなくていいの?」と思ってしまったんですが、やっぱり基本が大切なんですね!
中1の総復習ができるこの学研の問題集、最短7日間でできるので、すご~くおすすめです!子どもも「1週間だけだったら…」と取り組みやすいと思いますよ。^^
数学も購入済み♪このシリーズ、気に入りました!
実は、けっこう安価なので、仮に子どもがやらなかったとしても諦められる金額なんですよ。笑